総合東京病院は、急性期病棟と回復期リハビリテーション病棟を併せ持つ病院として2010年4月に開院しました。以来、地域医療のさらなる充実を目指し、2014年と2017年と2度にわたる増床を行い、現在は451床となり、「24時間365日、命を救う命を守る」という使命のもと、特に救急医療に重きをおく地域の中核的医療機関としての役割を果たしているところです。
2020年には新型コロナウイルス感染拡大を受けてコロナ患者入院専用病棟を立ち上げ、東京都の要請に応えて患者さんを受け入れています。さらに医療従事者や地域住民へのコロナワクチン接種など、地域の方々が安心できる医療を提供しております。
そのような中、看護部では「安全で過不足のない看護の提供」を理念とし、看護職員育成に力を入れております。質の高い看護を提供するためには看護教育が重要であり、教育体制を整えることが看護部長である私の使命です。現在その使命を果たすべく、管理職者研修や看護研究に特に注力して積極的に取り組んでおります。
感染症パンデミックをはじめ、看護師は多くの予測不能な事態に挑戦していかなくてはならず、変化に対応する力が求められます。総合東京病院では、看護師としてのキャリア育成を基本とし、「変化に対応できる看護師」を育成していきます。