




地域密着型の病院で求められるのは、
周りの環境の変化に順応しながら自律して働ける看護師。
そのために必要なことを段階的に学んでいきます。
- ・患者を尊重し患者に寄り添う看護ができる人財を育成する
・多職種と協働できる人財を育成する
・自律した人財を育成する
- ・患者の自立を助ける根拠に基づいた個別的看護が実践できる
・地域のニーズに対応したケアが提供できる
・自己成長をめざして主体的に行動できる人財を育成する

- 多様化する地域のニーズに対応したケアが提供できる看護師
- 救急患者を多く受け入れるため多職種と協働できる看護師

新人研修として167時間のプログラムを設定しています。
目的は、研修を通じて現場で働く力を養うこと。
心構え、ルール、マナー、自己管理の方法から実践スキルまで幅広く学んでから、
看護師としてのスタートラインに立ちます。


現在の自分の実力と、目指すべき課題が明らかになるのがキャリアラダーです。
5段階のラダーがあり、ラダーに沿って専門職を目指すことも管理職を目指すこともできます。
次のステップに進むためには、「本人」「同僚」「管理者」3者の評価が必要です。

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- ラダー I
- 基本的な看護手順に従い必要に応じて助言を得て看護を実践する
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- ラダー II
- 標準的な看護計画に基づき自律して看護を実践する
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- ラダー III
- ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する
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- ラダー Ⅳ
- 幅広い視野で予測判断をもち看護を実践する
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- ラダー Ⅴ
- より複雑な状況において、ケアの受け手にとって最適な手段を選択し、QOLを高めるための看護を実践する

心肺蘇生
一般的な心肺蘇生のスキルは事務職員まで全員が身に付けます。看護師は定期的な研修を行ってスキルのブラッシュアップを行い、どんな場面でも率先して動けるように備えています。新人の場合は秋からの夜勤に備え、8月に研修を行います。

ナーシング・スキル
116項目の看護スキルが動画やイラスト付きで解説されているeラーニングツールです。手元のipadで、いつでも確認できるようになっています。最新の情報にアップデートされるほか、チェックテストもあり、常に100点をとれる状態にしておくことが看護師の努めです。

口腔ケア
歯科衛生士を講師に迎えて、患者さんへの口腔ケアを学んでいます。2人組みになり、交代でケアを実践するのですが、その目的は患者さんの立場を経験することです。患者さんがどう感じているか知ることで、ほかの看護にも役立っています。

看護記録
日本における看護記録の第一人者、古橋洋子先生から、看護記録の大切さと実践方法を教えていただきます。看護記録は患者さんのためにあるものですが、自分のためにも必要です。これからの看護師が、必ず知っておかなければいけない知識を身に付けます。

多職種研修
医師、技師、看護師などの垣根を越えて、同期のスタッフが一同に集まって研修を行っています。専門化が著しい医療の現場は、今後ますます職種をまたいだ連携が求められます。その第一歩として、いろいろな職種の話を一緒に聞きながら、仲間作りを図ります。

輸液ポンプ
点滴(輸液ポンプ)を扱うことは、看護師の日常業務です。医療機器のスペシャリストである臨床工学技士に、輸液ポンプの原理・原則から教わります。トラブル時の対応方法も学び、万が一の事態にスムーズに対処できるように備えます。